埼玉の県令Ⅱ 吉田清英展 -県令が見た埼玉の明治 -
※本展示は終了しました。
このコーナー展示では、第3代埼玉県令を務め、初代知事となった吉田清英(1840~1918)の事績と同時代の埼玉県の様子を明らかにします。
薩摩国(現鹿児島県)生まれの吉田は、明治9年(1876)、埼玉県に赴任し、同15年に県令、同19年には制度改正で知事となりました。在任中には、鉄道開業・新道建設といった社会資本整備や地場産業の振興を進め、災害やコレラへの対策にも取り組みました。引退後には本庄町(現本庄市)に移住し、シルク産業の発展に尽くしました。
本展が、このような吉田県政の歩みと同時代の県内各地域の様子について知っていただく機会となれば幸いです。
1 展示構成
プロローグ ―吉田県令の履歴書―
Ⅰ 生い立ちから県令就任まで ―薩摩に生まれ、新政府に出仕―
Ⅱ 吉田県政の時代 ―様々な課題との格闘―
Ⅲ シルク産業への貢献 ―本庄での余生―
エピローグ ―吉田県令の記憶―
2 会期
平成29年3月11日(土曜日)~4月16日(日曜日)9時00分~17時00分
*休館日:月曜日・月末館内整理日(3/13・20・27・31・4/3・10)
3 担当学芸員による展示解説会
(1)日時
①3/30 12:30~12:45
②4/6 13:30~14:00
③4/13 13:30~14:00
(2)対象 どなたでも
(3)会場 文書館1階展示室
4 展示点数
82点(文書42点・写真40点)
5 会場
県立文書館 1階展示室
6 観覧料
無料